Karisma SDKは、放送向けのグラフィックスアプリケーションを開発するためのソフトウェア開発キットです。華麗な3Dグラフィックスの制作と送出など、KarismaCG3のグラフィックスエンジンの機能を制御できます。

Karisma SDKが放送用アプリケーションの迅速・容易な開発をサポートします。

Karisma Async Engine

Karisma Async EngineはTCP/IPベースのKAPを使用し、遠隔でKarismaCG3の主な機能を制御できるモジュールです。KarismaCG3と連携し、アプリケーション開発のための様々な機能をCOMベースのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)で提供します。

※ KAP:Karisma Automation Protocol

特長

  • COMインタフェースに対応。
    .NetベースのC#、C++などに対応し、様々な開発環境から手軽に使用できます。
  • トランザクションに対応し、複数の命令を同時に処理できます。
  • それぞれの命令語に沿ってイベントハンドラー関数を提供し、より容易な開発ができます。
  • 自動スクロール送出環境を提供します。
  • サンプルプログラムを提供します。
  • CGサーバーからイベントが発生すると、コールバック関数が自動的に呼び出しされます。
  • 送出中のCGグラフィックスもリアルタイムで変更できます。

迅速・簡単に開発可能 

それぞれの命令語に沿ってイベントハンドル関数をご提供します。また、ログを確認できるハンドル関数をご提供し、サーバーからの応答を直観的に把握できます。

さらに安定的

アプリケーション使用中も緊急CGの制作と送出が可能です。また、アプリケーションに問題が発生されてもCG自体は動作しているためより安定的に送出できます。

自由なシステム構築

複数のアプリケーションが一式の弊社CGを同時に制御できるため、自由にシステムを構築できます。

向上された機能

向上されたグラフィックスエンジンでより豊富な機能を提供します。また、既存のK3DEngineよりアップグレードと機能改善がさらに簡単・迅速に適用できます。

主な機能

送出

  • シーンの準備、送出
  • 区間送出
  • 送出制御
  • トリガー

シーン

  • シーン背景の設定
  • シーン停止の設定
  • 動画の書き出し
  • シーンライブラリの設定

オブジェクト

  • リアルタイムでオブジェクト属性の変更
  • スタイル、マテリアル、テクスチャの属性変更
  • パス、チャート、テーブル、カウンター、テキストなどの様々なオブジェクト属性を変更
  • キーアニメーションの設定

システム構成の例

アプリケーションが同じシステム内にインストールされた場合

アプリケーションが別のシステムにインストールされた場合

複数のアプリケーションを構成する場合

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