KarismaCG D-Stream Link
(RDL:Real-time Data Link)
製品コンセプト
KarismaCG D-Stream Linkとは?
リニア設備からの移行についてエディター・オペレーターのアイディアから誕生した革新的グラフィックス編集システム。 KarismaCGとD-Streamが連携して動作することで、スイッチャーを使用しなくても映像とテロップ・アニメーションをレンダリング無くリアルタイムで合成・再生を実現しました。
製品の特徴
ノンリニアとのテロップファイルの受け渡しを減らす
バラエティーや情報番組で入れられるクオリティの高い数多くのテロップは、世界に類のない日本独自の文化です。この文化を支えるため、ノンリニアへ大量のテロップファイルを移す多くの手間と時間を費やしてきました。
私たちはこの問題への解決のため、D-Streamに白素材の映像ファイルをノンリニアからXMLで受け取りKarismaCGと共有することでテロップファイルを移す手間の無いワークフローを実現できるシステムを開発しました。
時間尺直しへの取り組み
番組制作におけるワークフローでは、編集終了直前に繰り返されるの時間尺の直しが長時間作業の要因のひとつとなっています。 XMLとAAFを使用しNLEと行き来することで、時間尺の直し作業を簡単に効率良くおこなえる仕組みを取り入れました。
扱いやすい操作性
KarismaCGでは複数のエフェクトやレンダリングの無いアニメーションを作成する機能が搭載されています。また、D-Streamには基本的なノンリニアの機能が実装され、ショートカットも自由に組み替える事が出来る為、特別な教育は必要ありません。
製品メリット
設備費用の軽減
KarismaCG + D-Stream + NLE で一つの編集室を構築できるので、大きなスイッチャーも編集機も必要ありません。従来のリニア機材と比較すると設備費用は大幅に削減され、編集室の大きさも小さく出来ます。利便性の良い場所に、低予算で既存の編集環境以上の設備構築を可能にします。
リニアでもノンリニアでも使える
KarismaCGとD-Streamの連携を使用しなくても、それぞれをリニア編集機からコントロールすることも可能です。テープ運用からファイル運用に切り替わった環境でも、リニア設備の延命・ノンリニア設備への移行に活躍します。
作業時間を短く
- レンダリングの無い大量のテロップ入れ
- プロジェクトを共有した複数人の共同作業
- ファイル化した映像もそのまま使用できるマルチコーデック対応タイムライン
- これらの機能により今まで以上の共同作業・作業分担が可能になり、短時間で高品質な編集作業を実現します。