Visual Research、BroadcastAsia 2023で新製品KarismaCG 3とKarisma Studioを紹介

放送用グラフィックスとソリューション市場をリードしているVisual Researchは、新製品のKarismaCG 3とKarisma Studioを2023年6月7日から9日にわたり開催されたBroadcastAsia 2023で紹介した。

BroadcastAsiaはアジア太平洋地域を代表する放送機器展として、毎年シンガポールで開催されている。今回のVisual ResearchのBroadcastAsia 2023の参加は、長いパンデミックが終わった後の国際展示会に新製品を初出品したという点で特別な意味を持つ。

Visual ResearchのKarismaCG 3は、20年以上世界の放送現場で300式以上使用される代表的な放送用グラフィックスシステムのKarismaCGの後を継ぐ次世代のフル3Dグラフィックスシステムである。KarismaCG 3は自由にカスタマイズできるUIとネイティブHDR、最大20レイヤーの同時送出に対応している。

Karisma Studioは、オールインワンビデオウォールグラフィックスソリューションとして、リアルタイム放送に最適な高性能のリアルタイムグラフィックスエンジンを使用し、LEDやDLP、DID等のディスプレイ特性に合う鮮やかな画質のコンテンツを提供する。横幅基準HXは最大11,520ピクセル、UXは15,360ピクセルの超高解像度の動画再生に対応するのはもちろん、シーンの制作とリアルタイム編集も可能で自由で多彩な演出に対応している。Karisma Studioのワイドネクストプレビューを使用するとコンテンツを予め確認でき、ビデオウォール送出の際の安定性と利便性も高い。

新製品のKarismaCG 3とKarisma Studioの公式リリースは2023年9月4日を予定している。詳細はVisual Researchの公式サイト(http://www.vricg.tv/jp/)で確認できるという。